土木建設業に従事していますが、専門分野のことは少なくて、昭和のこと、故郷・徳島のこと、延岡のこと、雑多なことを自分の記録として日記代わりに書いています。St.3bの「がんサバイバー」でもあります。
 日々(いや、気のむくままに)読み書き
とりあえず、安心!!
2012-07-03-Tue  CATEGORY: じーさんのひとり言
 
 今日は、病院に行った。
 先日のCT検査の説明を聞くためである。

 結果は、患部や周辺、肝臓、膵臓、胆管など、腫瘍は確認されなかった、という「一安心」の結果であった。


 正直に言うと、医師からがん告知を受けたときよりも、今回の方が不安感は強いものがあった。

 最初の告知のときも、少しショックを受けたものの、入院・手術・抗がん剤治療で「バタバタ」していたので忘れてしまっていた。

 しかし、抗がん剤治療が一段落して体調が快調になると、いろいろと別のことを考える余裕も出てきたりする。

 この病気(病気といえるのか疑問??)は、悪いところを切除して「完治しました」ではなく、多分、生涯にわたり付き合わなくてはならない、というのが、他の疾患と違うところだ。

 自分なりに、人事を尽くそうと思っている。


 

 

ガラス玉に金魚を十ばかり入れて机の上に置いてある。余は痛みをこらえながら病床からつくづくと見て居る。

 痛いことも痛いが綺麗な事もきれいぢや。


 正岡子規「墨汁一滴」より 青空文庫から引用


 

  

わが余命 いくばくありや 病床の窓辺に 跳び遊ぶ雀が可愛くてならぬ




 私の父。旅立つ5日ぐらい前の日付で紙切れの端に書かれていた・・のを思い出した・・


 いいなあ、子規。いいなあ、親父。凄いなあ、明治の男たち。
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断片的雑言
2012-06-20-Wed  CATEGORY: じーさんのひとり言
 明日は、病院に行くことになっている。血液検査、CT検査などを受ける予定だ。

 でも、大雨が降るとなれば、キャンセルして待機するかもしれない。まあ、明け方近くから降りも激しくなるだろうから、そのあとのことだ。
 



 世界遺産でなく「世間遺産」というフレーズを初めて聞いた。

 なかなか、面白いネーミングだ。
仰々しい「世界遺産」などより、身近にある「世間遺産」のほうが、いい。
「世間遺産」は、個人の思い入れや趣向によって違うだろうし、もし、募集すれば、沢山の、それぞれ違った「世間遺産」候補が集まるように思える。
 貞光町なら「町内のそこかしこに建てられているお堂の数々」「二層うだつの町並み」「昭和9年に建てられた貞光劇場」「大南町の百間長屋」「吉良の発電所」・・数え上げればまだまだ続く・・いや、町内全域が「世間遺産」かもしれない。
 延岡市なら、なんなのだろう。
 「世間遺産」を意識して周囲を観察したら、次の世代に大切にしてもらいたい「遺産」がいっぱい出てくるのだろうと思う。



 小沢一郎という方は好きではない。

 しかし、今回の、増税に関する反対意見は、うなづけるものがある。福祉、年金保険、官民格差などの結論を先延ばしにして、増税だけを先行して決めてしまうのは、如何なものかと思う。
 老人福祉、年金・保険、官民格差、議員定数、消費税等についての議論を尽くし、国民の大多数から理解を得てから、消費税増額に移るというのならわからないでもない。



 保育所や幼稚園を潰して、その跡に老人介護施設を建てる。

 私の近所でも似たようなことが起こっている。私どもの子供も通った幼稚園を潰して更地にして、そのあと、有料老人ホームを建設する計画が具体化している。
 子供は減る一方、お年寄りは増加の一途、私自身も、数年後には後者の範疇に位置するようになる。

 先を考えると、なんとも「ふーっ」とため息を付きたくなるではないか。
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外気温7度の朝。最低温度は5度ぐらいまで下がっている。
 ここで、これぐらいなら、被災地は、もっと寒さが厳しいだろう、と思う。

 昼間には、汗ばむほどの温度に上昇した。




父は、よく新生児の名づけを依頼されていた。命名した数はかなりの数になると思う。

 父の命名は、字画数は考慮しなかった。路傍の馬頭観音や弘法大師などは尊崇していたが「字画による姓名判断は迷信」ときりすてていた。

 徳島市に金沢先生という方が居た。父も母も金沢先生のことは「金沢先生」と呼んでいたので、そうとう偉い人かもしれないと思っていた。

一度、父に連れられて金沢先生のお宅をたずねたことがある。

湯のみを両の手で包み込むように持って、お茶を飲んでいる姿に気品があって美しくて「いいなあ」と見惚れてしまった。

金沢先生は「歌は、きみさん(私の母)のほうが、うまい」と父にしゃべっていたのが印象に残っている。

その娘さんの名前も父がつけた。


 命名した名前の中で、今も記憶している名は共通したものがあった。それは「水」である。
 なんで「水」なのかはわからない。

 たとえば女の子の名では「みぎわ」「水都(みと)」。男子では「潤」などというのもあった。

 女子の名前は、○○子全盛の頃に「みぎわ」とか「みと」とか、やさしくて個性的で情緒があっていい名前だなと子供子頃にそう感じた。

 でも、父は自分の4男(私)の名づけはひとに頼んだ。理由は、自ら命名した次男、三男が早世したことから験をかついだのだ。

 で、私の名は、友人の郡大さんが付けてくれた。郡大さんは、武市さんの子息の名付け親でもあり、両方に共通しているのは「まさ」である。

 で、私は「のぶまさ(信政)」に決まったのである。

 思えば郡大さんも武市さんも政治家志向なので「政」になったのかなと思う。

 武市さんは私を見るとニコニコしてくれたし、郡大さんは会うたび小遣いをいただいたものだ。

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小学校入学。
2011-04-13-Wed  CATEGORY: じーさんのひとり言
外気温7度の朝だ。

今日はひなたの入学式。早いもので、もう、小学校一年生になる。
家人は4時過ぎに起きて赤飯を炊いた。

私は自分の子供たちのときの入学式には行った記憶がない。

ひなたのときぐらいは「入学式に行くぞ」と楽しみにして張り切っていたのだが、突然、急用が入り、行けなくなってしまった。

ひなたの入学式のことを思っていると、51年前の小学校の入学当日の記憶のイメージがよみがえった。
 満開の桜があった。
 どこの桜の木だったのだろう。

 貞光幼稚園の裏手の坂道に桜の木々があったような記憶があるが、その桜かもしれない。


 入学式に同伴してくれたのは、両親ではなくて、近所の香川のおばさんが一緒に行ってくれた。

 なんでだろう。


 なぜか、その二つが脳裏に焼き付いている。


 ひなたの奴、明日から、小学校に登校だ。
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濡れ髪牡丹とはじめての天丼
2010-02-06-Sat  CATEGORY: じーさんのひとり言
 天丼

 はじめて「天丼」を食べたのはいつだったのだろう。
 定かではないが、多分9歳か10歳の頃、父が県西部の池田町まで遊びに連れていってくれた時だ。貞光駅から蒸気機関車にゆられ、池田駅で降りた。池田に行くのははじめてだった。
 貞光駅昔。


 池田町での昼は、街のなかにある父の知り合いの興行師が経営している食堂に行き、ここで、生まれてはじめて「天丼」というものを食べさせてくれたのだ。

 こんなうまいものがあったのかと思った。

父は、そのあと、映画館に連れていってくれた。

スクリーンは市川雷蔵のコメディタッチの時代劇だった。主人公の市川雷蔵は、剣術はもちろん走るのも「免許皆伝」、なんでもかんでも「免許皆伝」という万能の役で出演していた。

・・・で「市川雷蔵 免許皆伝 映画」でググってみた。

 出た、出た。それも、たくさん。。

「濡れ髪牡丹」という映画のようだ。

 市川雷蔵の共演は清川虹子だとずっと思っていたら、実際は京マチ子だった。
 そういえば、清川虹子と今日マチ子は似ているといえば似ている、ような気がする。
 【京マチ子】
 京マチ子

しかし、今さらながら、Webの情報収集力は凄い。


濡れ髪牡丹1961年2月8日(水)公開/1時間30分大映京都/カラーシネマスコープ





しかし、よくもまあ、父は、艶っぽい題名の映画を子供の私に見せたものだ。

 映画を見おわり、小雪の舞う池田駅に着くと、子供が造花を売っていた。なんで、欲しくなったのか今も分からないが、とにかく「欲しい」素振りを見せたのだと思う。父が買ってくれた。そいつを土産に、母の待つ、貞光町まで帰ったのである。

追記
 ひょっとしたら「濡れ髪牡丹」のレンタルDVDがあるのか試しに調べたら「ある、ある」。
 迷わずレンタルしてしまった。
 昔、父が連れて行ってくれた映画が約五十年後に見られるなんて・・・。

 一種のタイムスリップだ。

少し見てみたら、冒頭のサイコロの字幕や桜の花など「うん、これは見たことある」とよみがえってくる。
タイトル


冒頭のシーン

ストーリは、全く思い出せない。

しかし「絵」だけはフラッシュバックのようによみがえってくる。
【市川雷蔵】
市川雷蔵

それに付随して、子供の時分の心境まで思い出すことができる。

忘れ去っていたはずなのに、脳みそのひだのどこかに、記憶がへばりついているようだ。

こうしてみると、はじめての天丼は、1961年の暮れ、私が、小学校三年生、九才の頃のようだ。


三つ子の魂百まで、とはよくいったものだ。


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