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土木建設業に従事していますが、専門分野のことは少なくて、昭和のこと、故郷・徳島のこと、延岡のこと、雑多なことを自分の記録として日記代わりに書いています。St.3bの「がんサバイバー」でもあります。
 日々(いや、気のむくままに)読み書き
職人
2007-04-21-Sat  CATEGORY: 建設
 専門用語が出るので、わかりにくいと思います・・・・。誰にも、理解できるように書く技量はありません。m(__)m

 

 私の、好きな職人の中に「U木さん」という親方がいる。

 型枠大工会社の社長である。
 私が、はじめて、現場を任せれたとき、U木さんも、親方から離れて独立して私の現場の型枠を組んでくれたのだ。
 当時は、お互いに、素人同然で、試行錯誤し、数々の失敗をしたものだ。

 でも、今は、私の知る限り、県内でもトップクラスの職人になっている。

 本職は型枠大工だが、足場組立て、型枠支保工、コンクリート打設までの一連の仕事をする職人中の職人だ。



 足場を組む。
 枠組み足場では、足場板がずれて隙間が出来ることがある。植木さんの組んだ足場は、隙間ができない。なぜか。ひとつひとつ、ずれないよう、番線で固定するからである。

 型枠組み立て。
 U木さんたちの組む型枠には、目違いがない。念がはいっている。しかも、早い。工程を組むと、工程どおりの仕事をする。遅延、というのは今までただの一回もない。

 コンクリート打設。
 この人の打設したコンクリートは実に美しい。天端仕上げも、鏡のように仕上げられる。
 コンクリートは、バイブレーターで締め固めるのだが、仕事が堅実で念がはいっている。
 打設したあと、しばらくして再振動をかける。
 植木さんの話によると、再振動もタイミングがある、という。夏場と冬場でも違うし、構造物によっても、天候によっても、コンクリートの品質でも違う。様々な環境に左右されるという。U木さんは、長年の勘で、そのタイミングをつかみ、ブリージングの無い、構造物が出来上がる。

 再振動は、セパの部分を木槌で50回以上叩くのである。

 それで終わりではない。

 構造物全体をシートで覆う。ホースに孔を開けて、水タンクで常時湿潤養生を行う。
 型枠を解体したあとも、裸にはしない。シートで全体を覆う。このことにより、コンクリート中の水分の蒸発を防ぐ。また、温度を一定に保つ。生まれたばかりのコンクリート構造物を、一人前になるまで、育ててやる、という感じだ。
 すると、ひび割れの無い、密実な構造物が出来上がるのである。

 こうしてみれば、基本どおり、教科書どおりのことをきちんとやっているに過ぎないことがわかる。

 でも、どんな現場でも、教科書どおり仕事をするというのは、難しいものなのである。

 こういった技術と、仕事に対する考え方、こういうものが、自分たちの造る構造物を支えている。

 継承してほしいものである。
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にいちゃんのうた
2007-04-21-Sat  CATEGORY: 音楽

 「よしだたくろう」の歌に「にいちゃんが赤くなった」というのがあります。この歌が好きで、若い頃はよく口ずさんでいました。

 「にいちゃんと二人で歩いていたな
  とても、きれいな夕焼けだ
  にいちゃんは毎日働きに
  顔も、強い腕も真っ黒だ
  だけど夕焼けの中で 黒いにいちゃんが
  赤くなったなあ あ~あ

 「にいちゃんはとても恥かしそうだな
  とても、きれいな人なんだ
  にいちゃんが時々連れてくる
  きっと、あの人が好きなんだ
  だけど二人きりだと 黒いにいちゃんが
  赤くなったなあ あ~あ

 私にも、たったひとりの兄がいて、ある正月に帰省したとき、町に一軒しかない本屋に私を連れていって漫画を買ってくれたことを鮮明に思い出すことができます。

 そのときの情景を吉田拓郎の歌が、思い起こしてくれるのです。
 コード進行も簡単です。
 C Am E G7 F ぐらいで弾くことができます。

 なので、古いギターを引っ張り出して、昨夜も、口ずさんでいました。
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