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土木建設業に従事していますが、専門分野のことは少なくて、昭和のこと、故郷・徳島のこと、延岡のこと、雑多なことを自分の記録として日記代わりに書いています。St.3bの「がんサバイバー」でもあります。
 日々(いや、気のむくままに)読み書き
 昭和30年代、徳島県貞光町の職業事情に思う。
2007-11-06-Tue  CATEGORY: 建設

(移動店舗編)

【こうもり傘の修繕のオヤジ】
傷痍軍人。右腕の肘から先が無かった。銅の色をした丸い筒をはめていた。移動は
歩行である。

【鍋や釜の修理のオヤジ】
移動は徒歩。穴の開いたなべ釜を歩いて集めて、自宅に戻り修理していた。

【魚売りのオヤジ】
自転車の荷台に魚の入った箱を載せ、売り歩く。箱の蓋をまな板代わりにして、目の前で三枚におろしたりしてくれた。買った記憶はない。

【ウサギなど獣肉売りのオヤジ】
自転車の荷台に、ウサギを入れたカーゴを乗せて、売り歩く。ウサギは、生きていた。もちろんペット用ではない。食用である。買ったことはない。

【紙芝居のオヤジ】
定番。説明は略す。

【リヤカーを改造した屋台の店】
(かき氷、ところてん、たこ焼き、お好み焼き、わらび餅)
春夏秋冬にあわせて、町中を売って歩いていた。たこ焼きは、おばさんだった。

【アイスキャンデー売りのオヤジ】
自転車と徒歩で移動。半袖シャツに麦わら帽子を被って「ガランガラン  」と鐘を振って「キャンデー、キャンデー」と叫んで歩いていた。

【汲み取りのオヤジ】
リヤカーに肥桶を6つほど乗せて移動。子供からは嫌がられた。

【ロバのパン】
ご存知、ロバのパン。値段が高いので、近寄って見るだけ。買ったことなし。

 なぜ、こういった職業は消えたのだろう。
存在理由がなくなったからではない。この世には、存在理由の無いものはない。どういうものでも、存在理由は(多分)ある。

 時代が変わり、世の中が変化したことによって、価値観も変化したのだ。
 それは、効率化と合理化のせいだ。

 でも、効率化、合理化だけでは、割り切れないものがある。

 今日のNHKお昼のニュースでは「宮崎県内の10月度企業倒産件数。建設業29件、サービス業9件、小売業9件」とアナウンサーの声。全体の62%が建設業の破産だ。県内建設業の破産、倒産は、歯止めがかからないといった状況。

 いつのまにか消えてしまうのか。

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