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長らく土木建設業に従事していましたが、専門分野のことは少なくて、昭和のこと、故郷・徳島のこと、延岡のこと、雑多なことを自分の記録として日記代わりに書いています。St.3bの「がんサバイバー」でもあります。
なんとなく残日録
JUDO
2008-09-05-Fri  CATEGORY: 未分類
今月末か来月には、谷埋盛土の現地調査と勉強会をしよう、と計画しています。
 谷埋盛土といえば、第一人者の「太田さん」です。

 太田さんから来てもらって、アドバイスを受けて、あとは、県北技術士会で講話をしてもらえれば、などと考えています。



先日、NHKで「日本柔道を救った男~石井慧 金メダルへの執念」という番組をみました。



 石井選手は言いきります。「いちばん強いのは、力でもスピードでもない。環境に順応することだ」と。

 凄い言葉です。とても19歳の言葉とは思えません。人の何倍も練習し、筋肉を痛めつけ、勝負哲学を学び、勝負の舞台を経験を多く積みかさねてきた勝負師の言葉です。

 だいたい、一流のスポーツ選手は、体力やテクニックだけでなく、精神力や、脳も鍛えています。そのことが、TVを見て伝わってきます。

 彼は「勝つこと」に徹底しています。

例えば、有効をとれば相手が技をかけられないようにして勝ちに出ます。後半までエネルギーが保たない外国人選手は、石井選手から後半で猛攻撃を受けて負けてしまいます。

 おかげで、北京五輪では、石井選手の活躍により、男子柔道は、最後の面目ほほどこしました。

外国の「柔道」がJUDOなら、石井選手の「柔道」は、JUDOに柔道を加えたような試合運びをします。

 若干19歳。凄いなあ、と思いました。

 しかし、私は、時代遅れといわれそうですが、手放しで、好きにはなれません。石井選手の試合よりも、銀メダルにおわった塚田真希選手の試合のほうが、心を動かされます。

 私も、弱いながら柔道を5年間やりました。私の時代のは「柔道」で「JUDO」ではありません。

 考えが狭隘すきるかもしれませんが「勝てばいい」だけは、好きになれないのです。

 柔道は、旧来の建設業で、JUDO的なものは、地場の建設業がこれから進むべき道かもしれません。

 でも、手放しでは賛成できない、私は、環境に順応することのできない、旧来型の人種かもしれません。
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