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土木建設業に従事していますが、専門分野のことは少なくて、昭和のこと、故郷・徳島のこと、延岡のこと、雑多なことを自分の記録として日記代わりに書いています。St.3bの「がんサバイバー」でもあります。
 日々(いや、気のむくままに)読み書き
内定取り消し、ではない。
2008-12-09-Tue  CATEGORY: 建設

  今日、旧知の大学の先生から、私に電話がかかってきた。

 用件は、来期、入社内定したいた学生が「辞退」を申し出てきた、ということだ。

 「ひょっとして」のようなものがあったので「やはり・・」と思った。

うすうす予見していたこととはいえ、さみしいものがある。

 教授の話によると「本人もかなり悩んだし、私も、G3がいるから大丈夫」と説得したけれど、辞退になり申し訳ない、ということであった。


本人の理由は「土木の仕事は向いていない」ということだった。

 土木の仕事に向き不向きがあるとすれば、土木分野そのものに向いている人は少ない、といいたい。

 例えば、私など、いちばん向いていないと、今でも思っている。それでも、なんとか、ついてきてここまでこれた。

多分・・・・・・・・・・

①一人であること。

②県外であること。

  ・・・・という理由もあったのでは、と推察する。

それに加えて、建設分野の厳しさも背景にあるのかもしれない。


私は、面接のとき、こういった。

弊社土木部は、ひとことでいうと体育会系だと思う。

 しかし、なじむことができれば仕事は覚える。先輩も、優秀なものばかりなので勉強になると思う。ついてこれれば、多分、優秀な技術者になれる。

 横の連携もまとまりもいい。気に入れられたら面倒見もよすぎるぐらい、いい。

 土木でいちばん必要なのは「やる気」で、そのつぎは人とコミュニケーションをとれること、この二つだと思う。技術はあとから、ついてくる。仕事に対する「姿勢」も、我々と一緒に仕事をすれば身につけられる。

社長も言った。

 たしかに、部長のいうとおり、社員は素晴しい。おかげで、仕事も受注できている。

 また、ウチは自由な雰囲気がある。何でもいえるし、何でも出来る雰囲気がある。

 土木部は、まとまりがある過ぎるぐらい、ある。

 本当なら、即戦力、中途採用もいいのでは、と言ったけれど、部長が、なかなか言うことをきかない。最初から育てるほうがいい、といって譲らない。新規採用にこだわる。

 それだけ、自由に言えるし、発言もできる。・・・・というようなことを笑顔で話した。

 この社長の発言を聞いてどのように思ったか。

 「おもしろい」と感じてくれたか。

 「あ、そうなのか」と落胆するか。

 私は、面接の前後の雰囲気、相手の表情から、後者ではない、と踏んだ。


 私は、新規採用にこだわっているわけではない。

 ただ、安易に「今、不足しているから、雇おうか」という緊急避難的な雇用は本当じゃないと思う。

雇用する以上は、家族の一員になるようなものだ。(と私は思う)

雇う側も、雇われる側も、そういう意識みたいなものが必要だと思う。

 ある程度、歳を重ねた人は(私も含めて)それなりに形が形成されている。この形が、会社や部署の雰囲気に合う、フレキシブルな思考の持ち主なら、いいかもしれない。

 しかし、やはり、柔軟なのは、若い頃だ。 なので、若い世代にこだわるのである。鉄は熱いうちに打て、と言いふらされた言葉があるが、ある意味、いいところをついていると思う。

 とにかく、新規入社はなくなった。

 さて、、、、、、である。

 困ったものである。

 なんとかしないと、技術風土の継承ができなくなるし、やがては、元気もなくなる。

 来期こそは、なんとかしたいものだ。


 
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