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土木建設業に従事していますが、専門分野のことは少なくて、昭和のこと、故郷・徳島のこと、延岡のこと、雑多なことを自分の記録として日記代わりに書いています。St.3bの「がんサバイバー」でもあります。
 日々(いや、気のむくままに)読み書き
電子納品。
2009-03-21-Sat  CATEGORY: 建設
  いわゆるIT化、デジタル化が進み、現場では、多彩で綿密な管理が求められるようになってきている。
 IT化か進むと、時間があまり、思考する時間が増加するのではなく、かえって、やるべき仕事が広く深く管理しなければならないようになって、時間があまるどころか足りないぐらいになってきている。

 広くて深い管理。

 そういう管理の成果として「土木構造物」が完成するが、成果はなにも、設計図書で意図された構造物だけではない。

 構造物を造るための「管理データ」も重要な成果品だ。

 一例を挙げると、この頃は、コンクリート構造物の強度推定のために、従来の反発硬度試験や圧縮強度試験だけでなく、衝撃弾性波による強度推定も「非破壊検査」として行われるようになっている。完成した構造物の表面を叩いて、振動の波形をとり、そこから強度を推定するのだ。

 この「振動波形」のデータ。これが、重要なデータだと思う。

 コンクリートは必ず劣化する。この、完成時点でのデータがあれば、将来、同じ構造物の波形を採取することにより、健康な時点と比較して、現在の「劣化の程度」を推定することができる。

 コンクリート内部で静かに進行している劣化が、表面に現れる前の段階で、劣化の程度把握できるようなことも技術の進歩で可能になるかもしれない。

それには、活きたデータが必要だ。

 人間の体と同じで、早期発見すれば、あまり、お金をかけなくて、しかも、簡単な方法で、劣化の進行を抑えたり、速度を遅くすることが出来るのだ。

 しかし、現今の「電子納品」では、そういうデータは、多分、活用されないまま、終わるような気がする。
 私自身、電子納品などしてこともないし、CADも出来ない。なので、はっきりとは分らないが、どうも、せっかくの活きたデータが利用されないまま、どこかに消えてしまうように思える。


 これからは「構造物」だけでなく、プロセスで発生した「管理データ」も、成果品として、いつでも、どこでも、活用できるようにすることが、大切だと思う。


 さあ、今夜は、電子納品など関係ない「TVドラマ黒部の太陽」を見てみようかな。
 



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