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土木建設業に従事していますが、専門分野のことは少なくて、昭和のこと、故郷・徳島のこと、延岡のこと、雑多なことを自分の記録として日記代わりに書いています。St.3bの「がんサバイバー」でもあります。
 日々(いや、気のむくままに)読み書き
技術士筆記試験を受験して。
2009-08-03-Mon  CATEGORY: 技術士二次試験
 技術士筆記試験を受験して

 広い教室に、100人以上の受験者がいて、私も、そのなかの一人でした。平均年齢は、30台から40代、私などの年代は少ないように見受けました。

 難解な問題だというのに、誰一人として、途中退室するものは居ませんでした。全員、集中して机に向かっています。

 しかし、この中で合格するのは10人から15人ぐらいだと思うと「ただ、すごいなあ」と思いました。


 午前中の建設一般は、想定外の問題でした。私は、昨年のゲリラ豪雨や地震などの影響で、災害関連の設問があるのではと予想していました。もうひとつは「まちづくり」です。コンパクトシティ関連のことが出題されるとふんでいました。

 ところが・・・・・。


II-1 地球温暖化を緩和するための低炭素社会について、以下の問いに解答せよ。
(1)低炭素社会の実現に向け貢献できると考えられる社会資本整備の取り組みを3つ挙げ、それぞれについて概説せよ。
(2)前項で述べた取り組みの1つを取り上げ、その推進にあたっての課題と解決策についてあなたの意見を述べよ。

 

II-2 建設部門においては、解析・設計から管理に至るまでコンピュータの導入と併せ、技術の高度化・細分化が進展しており、計算結果の妥当性を総合的に判断することが困難となってきている。
 このような状況を踏まえ、技術者として解析・設計や数値シミュレーション等の成果の合理性を総合的に判断できる技術力を維持するための課題と、今後とるべき方策についてあなたの意見を述べよ。

  
 こういう問題など、考えたことがありません。書けるわけはない。

 なので、II-1を選択しました。

 コンパクトシティは「地球温暖化問題」と密接な関係があります。

 私は、コンパクトシティから、設問の回答を引き出して書きました。なんとか書けたと思います。

次は、午後からの専門問題です。コンクリートに関係する問題は以下のとおりです。

選択科目【9-2】鋼構造及びコンクリート

Ⅰ 次の18問題のうち,「鋼構造」を選択するものはAグループ(Ⅰ-1~Ⅰ-5)から1問題とBグループ(Ⅰ-6~Ⅰ-10)から1問題を選んで合計2問題,「コンクリート」を選択するものはCグループ(Ⅰ-11~Ⅰ-14)から1問題とDグループ(Ⅰ-15~Ⅰ-18)から1問題を選んで合計2問題について解答せよ。(問題毎に答案用紙を替えて回答問題番号を明記し,それぞれ3枚以内にまとめよ。)



 Cグループ
 Ⅰ-11 コンクリート充填鋼管の柱部材に使用する充填コンクリートについて,以下の問いに答えよ。(各問1.5枚程度)
 (1)充填コンクリートに必要とされる特有の性能について説明せよ。
 (2)コンクリートを充填する際の施工上の課題を幅広い観点から示し,それらを解決するための方策についてあなたの考えを述べよ。


何かの本で読んだ記憶はあるが、実際に体験したことがない。これは三枚も書けない。

 Ⅰ-12 鉄筋コンクリート構造物の乾燥収縮ひび割れについて,以下の問いに答えよ。(各問1.5枚程度)
 (1)ひび割れの発生メカニズムと影響因子について説明せよ。
 (2)有害なひび割れの制御において,重要と思う課題を示し,今後どのようなことに取り組むべきか,あなたの考えを述べよ。


うん、これは、書けそうだ.。

 Ⅰ-13 複数の劣化作用が複合して生じるコンクリートの劣化(複合劣化)について,以下の問いに答えよ。(各問1.5枚程度)
 (1)コンクリート構造物で生じやすい複合劣化を1つ挙げ,劣化メカニズム及び変状の特徴について説明せよ。
 (2)(1)で選択した複合劣化について維持管理上の課題を挙げ,今後どのようなことに取り組むべきか,あなたの考えを述べよ。

これも書けそうだ。

 Ⅰ-14 スラグ細骨材について,以下の問いに答えよ。(各問1.5枚程度)
 (1)JIS A 5308:2009(レディミクストコンクリート)にコンクリート用細骨材と
   しての使用が許されているスラグ細骨材を1つ挙げ,そのスラグ細骨材及びそのスラグ細骨材を用いたコンクリートの特徴を述べよ。
 (2)(1)で選択したスラグ細骨材の普及を阻害している要因を,技術的視点を含め幅広い観点から示し,それらを解決するための方策について,あなたの考えを述べよ。


これは、毎年、出題されている問題だ。
でも、あまり、興味がないし知識もない。なので、パス。


 Dグループ
 Ⅰ-15 鉄筋の継手について,以下の問いに答えよ。
 (1)鉄筋の継手方法について代表例を3つ挙げ,それぞれについて説明せよ。(1枚程度)
 (2)繰り返し荷重を受ける鉄筋コンクリート部材を1例挙げ,その部材が所要の性能を発揮するため,鉄筋継手部を含む部位(鉄筋継手部)において,照査すべき性能を示し,その性能を確保するために設計上配慮すべき事項について,幅広い観点よりあなたの考えを述べよ。(2枚程度)

 Ⅰ-16 鉄筋コンクリート構造物の耐震性能について,以下の問いに答えよ。
 (1)棒部材のじん性確保が,耐震性能に与える影響について説明せよ。(1枚程度)
 (2)上記を踏まえ,地震時及び地震後のラーメン構造物に求められる主要な性能を3つ挙げ,それらを含め耐震設計のあるべき姿についてあなたの考えを述べよ。(2枚程度)

 Ⅰ-17 コンクリート構造物設計へのFEM解析適用について,以下の問いに答えよ。但し,温度応力解析は除くものとする。
 (1)FEM解析について概説し,適用事例を1つ挙げその必要性についうて述べよ。(1枚程度)
 (2)解析する際の留意点と対応策を幅広い観点から3つ挙げ概説せよ。また,それらを踏まえたうえで,FEM解析の今後のあるべき姿について,あなたの考えを述べよ。(2枚程度)

 Ⅰ-18 プレストレスコンクリート(PC)構造物特有の問題について,以下の問いに答えよ。
 (1)耐久性が損なわれた事例を1つ挙げ,その損傷状況と推定される原因について述べるとともに,補修・補強方法について説明せよ。(1枚程度)
 (2)構造物の耐久性を向上させるための設計上の留意点と対応策について示し,それえらを踏まえたうえでPC構造物の今後のあるべき姿について,あなたの考えを述べよ。(2枚程度)



 専門Cでは、1-12か1-13のどちらでも回答できる自信があるような気がして迷った挙句、1-12の乾燥収縮を選んで書きました。あとから思うと、1-13のほうがよかったかもしれません。

専門のD問題は、設計だけの問題でした。これには、正直、お手上げです。私は「施工」です。設計などやったことはありません。しかし、白紙で出すのは絶対にイヤでしたので、1-18を選択して、設問に対して、維持管理と施工の方向から600字詰3枚をぎっしりと書いてきました。これが、数学の問題に国語で回答したというような意味です。

なので、建設一般とC問題は、五分五分。Dは、出題者が期待しているような答えではないので「ダメ」。よって、全体として「不合格」という自己判断になります。

過去のコンクリートの出題傾向を見ていると、一昨年ぐらいまでは「勉強すれば、なんとか書けるだろう」といった問題で、昨年も「勉強すればなんとかなるだろう」という感触でした。しかし、今年のような「設計主体」の設題が出されたら、たちまちお手上げとなります。

コンクリートについてはこれからも「いい仕事」をしたいので、自由に学んでいきます。来年も、設計主体の問題が続くことはないと思いますが、とりあえず、今回で、資格への挑戦、しばらくは見合わせます。

あとは、制約されないで、自由に、勉強していきたいと思います。

その点、肩の荷が、おりたみたいで楽になりました。試験を気にしないで、好き勝手に学ぶ、これはこれで、いいことだと思います。



なので、口頭試験に必要な「体験論文」の作成はしないことに決めました。


では。


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