土木建設業に従事していますが、専門分野のことは少なくて、昭和のこと、故郷・徳島のこと、延岡のこと、雑多なことを自分の記録として日記代わりに書いています。St.3bの「がんサバイバー」でもあります。
 日々(いや、気のむくままに)読み書き
コンクリート温度ひび割れ。
2010-05-07-Fri  CATEGORY: コンクリート
午前5時40分起床。天候は曇り。小雨がぽつり。室内温度23度、外気温20度の朝。 
 
朝は、炊きたてご飯、豆腐とワカメと大根の味噌汁、納豆と海苔、大根おろし、たくわん漬け、濃茶をいただいた。


久しぶりにコンクリートの話題を書いてみる。

 午後から、橋梁下部工を施工している現場に向かった。連休前に打ち込んだコンクリートの状況を見たかったというのも理由の一つだ。
 ここは、典型的なマスコンクリートで「温度ひび割れ」の検討を行い、対策を立てて施工したので、成果が気になった。

壁部の検討

節点192の「温度ひび割れ指数」最小値は0.48  発生確率100%
参考として、温度ひび割れ幅wcの予測値を求める簡易式により試算すると
wc=γa(-0.071/p)*(lc+lb-2.04)
        Ic : 温度ひび割れ指数
        p: 鉄筋比(%)
      温度ひび割れ幅の予測値は0.28mmとなる。
      JCIの報告による「鋼材の腐食に対する限界値」の0.005cより
c:かぶり長を93mmとすると
0.465mm>0.28mm となり、ひび割れが生じたとしても鋼材腐食の恐れはないと判断される。
しかし、節点192における引張応力は1.2をオーバーし継続的に作用するため、使用自他場合のひび割れ幅を分散させるため、補強鉄筋等など、何らかの対策が望ましい。



・・・・・という予測と対策を考慮して、以下の対策を実施してみた。

壁部の1リフトは、外面はひび割れ指数が大きいものの内部でのひび割れ指数が小さく、応力もフーチングに拘束されるため、温度ひび割れが生じやすい。予想される温度ひび割れ幅は0.28mmと、コンクリート内部の鋼材が腐食する環境ではないが0.20mmより大きくなる可能性もあるので、耐アルカリガラス繊維ネットを30~50センチ間隔で設置し、ひび割れを制御する対策をとる。



 結果。
 ひび割れの発生はゼロ。目を皿のようにして探したが、確認できなかった。
 フォームタイによる沈下ひび割れも「時間をかけて打ち込む」「打ち込み後の再振動」を行い、沈下ひび割れもゼロであった。
 今回は、まずまずの成功。

 ガラス繊維ネットの効果は出ていると思われるが、また、別の箇所で実証してみたい。

 では。



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