土木建設業に従事していますが、専門分野のことは少なくて、昭和のこと、故郷・徳島のこと、延岡のこと、雑多なことを自分の記録として日記代わりに書いています。St.3bの「がんサバイバー」でもあります。
 日々(いや、気のむくままに)読み書き
再読
2010-12-27-Mon  CATEGORY: 未分類
午前5時30分起床。外気温6度 天候は曇りといえば曇りのような空模様だった。

夜明け

市街に入ると、朝焼けで東が染まっていた。
 朝焼け1



 ぽつぽつと何かが降っていた。大分県と宮崎県の境に位置している桑原山(1407m)の頂が白っぽく見えるほど視界良好の「曇り」だ。
大分の山




毎朝「坂の上の雲」を数ページずつ読むのが習慣となっている。

再読ではあるが、昔、読んだときに「なんで覚えてなかったのだろう」というような、心ひかれる文章が、毎日でてくる。

今日は第二巻p.309の子規と真之の会話。

子規は、俳句と短歌というものの既成概念をひっくりかえそうとしている。真之も海軍の既成概念をひっくりかえそうとしている。

「・・たとえば軍艦というものはいちど遠洋航海に出て帰ってくると、船底にかきがらがいっぱいくっついて船あしがうんとおちる。人間も同じで、経験は必要じゃが、経験によってふえる知恵と同じ分量だけのかきがらが頭につく。知恵だけ採ってかきがらを捨てるということは人間にとって大切なことじゃが、老人になればなるほどこれができぬ」

「人間だけではない。国も古びる、海軍も古びる。かきがらだらけになる。日本の海軍は列強の海軍にくらべると、お話にならないぐらい若いが、それでも建設されて三十年あり、その間、近代戦を一度経験し、その大経験のおかけで知恵もついたが、しかし、かきがらもついた」



中略

「古今集ほど古くなくても、すぐふるくなる。もう海軍とはこう、艦隊とはこう、作戦とはこう、という固定(かき)概念(がら)がついている。おそろしいのは固定概念そのものではなく、固定概念がついていることも知らず平気で司令室や艦長室のやわらかいイスにどっかりとすわりこんでいることじゃ」



この一連の会話、うーん、そうか・・・なるほど・・としかいいようがない。

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