土木建設業に従事していますが、専門分野のことは少なくて、昭和のこと、故郷・徳島のこと、延岡のこと、雑多なことを自分の記録として日記代わりに書いています。St.3bの「がんサバイバー」でもあります。
 日々(いや、気のむくままに)読み書き
貞光町 うる覚えの記。 ノツゴはんのこと。
2011-01-04-Tue  CATEGORY: 貞光町
 午前5時30分目覚め。起床は6時30分。天候晴れ。

 仕事はじめは明日から。春日神社での早朝の安全祈願祭からスタート。
 もう、今年で、祈願祭に出るのは36回目となる。

今日は、いもの作業服に着替えて家に居る。



 今日は、故郷、貞光町のことについて書く。

 【貞光町 うる覚えの記。 ノツゴはんのことなど】

 「ノツゴはん」とは、どういう漢字をあてるのか知らない。

 貞光町西山の大坊の道端にぽつんと建てられている小さな祠だ。なんの神仏を祭っているのかも、もちろん知らない。
 昔、大勢の人々が山道を列をなして参詣していた記憶がある。私も、父に連れて行ってもらった。それは、すごい人出だった

 道端に沢山ののぼり旗が建てられていた。

 で、ぼんやりとした記憶を思い起こしつつ、町史で調べてみることにした。

 該当しそうなのは「山神社 大山祇命 端山字浦山677番地」か「八坂神社 素戔男命、櫛稲田姫命 天王さん」が挙げられるが「天王さん」ではなくて「ノツゴハン」なので、前者かもしれないし、町史には掲載されてない可能性もある。

 Webで「ノツゴ」「野津後」「能津後」「野津」で検索してみた。
「ノツゴ」は、四国地方に多く見られることがわかった。

 郷里の徳島県には「ノツゴ」「野津後」「野津後城」などの地名が散見される。愛媛にも高知にも「ノツゴ」がある。
 しかし、Webでは香川県における「ノツゴ」は見当たらない。

 なぜ、同じ四国で、伊予、土佐、阿波に散在している「ノツゴ」が讃岐では見当たらないのか。
 
 四国各県は、四国山地、阿讃山脈、海、河川で隔てられて、それぞれ各県独自の文化なのか・・。


 ところで、「ノツゴ」は牛馬の神様、野の神様、妖怪・・などのようである。

 祇園神社は牛頭天王とスサノオノミコトを祭っている。そのことからすると「山神社」と「祇園神社」両方とも「ノツゴ神」とは関連性があるようにも思える。


 こうなってきたら人に聞くほうが早いと思い、兄に電話をかけて「ノツゴハン」のことをたずねてみた。

兄は、覚えていた。

その話を要約すると以下のとおりだ。

兄が高校生の頃(ということは、私が4歳か5歳の頃か・・)。

 古城医院の山道を登っていくと畑があり、そこに「ノツゴハン」が祭られた。祭主は、某文房具店のご主人とか。当時は、一台ブームを巻き起こし、参拝者が延々と列をつくった。道端には幟旗が何十本も立てられ、多くのの町民か参拝に行った。

 その様を、対面の東山から兄は眺めたといっていた。

 当時、4,5歳の幼児の私も記憶に残っているぐらいだから、当時は、強烈だったのかもしれない。

 古城医院の上り口
古城医院のぼり道

 この坂を上り左の坂の突き当りに古城医院がある。


 今も「ノツゴはん」はあるのかしら。

※追記

 兄からメール。
 「記憶が正しければ漢字で「野津郷」だった。御神体は10キロほどの何の変哲もない丸い石であったと思う。」とのこと。

※追記2
野津郷で検索すると香川県に野津郷がたくさんヒットする。

四国全域で「ノツゴ」は祭られていたようだ。






 
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ノツゴはん
コメントSadamteeny | URL | 2011-02-20-Sun 09:58 [EDIT]
「ノツゴはん」は僕にもいまだに正体不明な、半ば宗教的、半ば土俗的な故郷の記憶です。東に貞光川を見下ろす、崖のような場所にありました。同級生がいて、お父さんの顔もよく覚えていますが、神主といういでたちではなかった。ジャンパーとオートバイがよく似合い、祇園さんでの「まわり踊り」(正式に言うと「繰り上げ音頭」)の歌い手として、第一人者とされていた方でした。だから祇園さん(正式には「八坂神社」)の奥社のようなものか、とも思っていたのですが。
しかし、なぜ一時期あれほどブームになったのか、しかも一過性の。妖怪では説明がつかないし、水子供養ならひっそりとするはずでしょう。荷馬車曳きの神様なら、貞光の発展形態から見て十分ありそうな気がする。山林輸送に関係しているとすれば、讃岐にはなくても説明がつくと思いませんか。宮本常一に共感する方には、うってつけのテーマかも。「おいのこ菓子」なるものの存在を教えてくれた同級生も、この祇園近辺の子でした。その意味を知ったのは最近のことで、このブログをきっかけにしてのことです。
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