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土木建設業に従事していますが、専門分野のことは少なくて、昭和のこと、故郷・徳島のこと、延岡のこと、雑多なことを自分の記録として日記代わりに書いています。St.3bの「がんサバイバー」でもあります。
 日々(いや、気のむくままに)読み書き
母の歌。
2007-09-10-Mon  CATEGORY: 未分類
 
ひさしぶりに夢をみました。
久しぶりに母が出てきました。
 不思議なことに、親父が出てくる夢はあまりみたことがありません。親父っ子の私なのに、夢に登場するのは母ばかり。

 母は、私を過保護的に育てていたようなので、今でも気になって私の夢の中に出てくるのかもしれません、(笑)

「母の歌」

梅干の 花が咲いたと幼な孫の 告げ来し夜の白梅の花

溝を覆う 枯れ草にさす陽のぬくし ほつほつと青き草もまじれる

あらあらと 言(こと)かえしたれ おんな気の 一人となれば泪にじみ来(く)

からころと鳴るや聞こえね 凍土(いでつち)を 下駄で歩めば ず(頭)に響くなり
 (母は、幼い頃から、まったく耳が聞こえませんでした。いわゆる「聴覚障害者」でした。)

「おやじの歌」
 草は草に 木は木にいのちよりあひて 青々と朝の雨にぬれいる

胎内の日の習性か 足ちぢめ拳(こぶし)固めてゐてゐし吾は

たよるべきもののあらねば被支配の 百姓が立てし小さき石仏

厨にて、ものの砕くる音がする とがむべからず 耳しいの妻よ

陸橋を渡りて どこか割り切れぬ憤りあり 二つ目にかかる


 父と母は、短歌が縁で知り合い、結婚しました。二人とも明治の生まれなので、電話も、ましてや交通手段もなく、結婚するまでは文通による遠距離恋愛でした。母は、幼い頃から耳が聞こえなくなるというハンディキャップを持っていました。父が母に意思を伝える手段は、筆談と身振りと読唇術でした。

 母は、ご飯のよそおいかたも知らないお嬢さん育ち。父は、木こり、山岳ガイドなどで生活をしていた野生児で正直一途の男。
 世間知らずと世渡り下手な夫婦であったことと思われます。
 
 父と母の間に、男ばかり四人が生まれ、長男と四男が現存しています。その四男が「私」です。

 
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