土木建設業に従事していますが、専門分野のことは少なくて、昭和のこと、故郷・徳島のこと、延岡のこと、雑多なことを自分の記録として日記代わりに書いています。St.3bの「がんサバイバー」でもあります。
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経験。
2011-02-23-Wed  CATEGORY: 建設
午前5時35分起床。天候曇り。外気温10度の朝。
 夜明け前、突然の雨音で目が覚めた。

 朝方はやんでいたが、予報通り3時過ぎから再び雨になった。




実務経験重視。

ひと昔前までは、配置技術者を決める判断材料は「あいつなら出来る」「あいつに経験させたい」「育成したい」という要素を考慮して決めていた。たとえ、経験がなくても、会社や先輩がフォローすれば、十分にやっていける。そういう判断で若いものを優先して配置したこともある。

 しかし、今は「同種の工事を経験はあるか」「何件ぐらい経験したか」「一級土木の資格を取得して10年以上経過しているか」と、いった「経験重視」にならざるを得なくなっている。

発注者は「実務経験を積んだベテラン」の配置を強く求めていて、経験が足りないと仕事が取れないのである。

極端かもしれないが、発注者の考えに同調すれば「もはや、新卒者は要らない」のである。


 しかし、思い起こしてみると、今のベテラン技術者も、昔は「若手」だった。ある日突然ベテラン技術者にはなるのは不可能だ。

「まだ若いけれど、あいつにこの現場をやらせてみよう」という、ひとつひとつの実践の積み重ねがキャリアとなり「ベテラン」と呼ばれる技術者として活躍している。

 以前は、毎年、高校・大学の卒業生を新規採用し「まだ若いけれど、あいつにこの現場をやらせてみよう」と長い年月をかけて育ててきたが、今という時代は、そんな悠長な時間をかけるような「余裕」はなくなっている。



 このまま、企業や配置技術者の「経験重視偏重」が続いていくと、新規採用や若手雇用などできなくなり、この業界も、一般社会以上に、少子高齢化が進展していくに違いない。

 今の制度は、品質確保を重視するあまり後継者育成をやりにくくしている。

 落語に登場する大店は、丁稚奉公で育成し、手代、番頭、分家独立・・という制度があった。
 落語にでてくる大店も、企業も、納税義務だけでなく、右も左もわからないような子供を、仕事を通じて、ベテランに育てていく、社会的な義務みたいなものもあるはずだが、いまのままでいくと、そういうことも廃れていくような危惧がある。

「鶏が先か、卵が先か」みたいなもので、鶏も大切だが、卵も大事、両方共大切なのだ。

 
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