土木建設業に従事していますが、専門分野のことは少なくて、昭和のこと、故郷・徳島のこと、延岡のこと、雑多なことを自分の記録として日記代わりに書いています。St.3bの「がんサバイバー」でもあります。
 日々(いや、気のむくままに)読み書き
炭鉱 その1
2011-09-12-Mon  CATEGORY: 「二つめにかかる」から

 今朝は、弱い雨が降っていた。




父は、戦時中、報国隊の隊長として、北九州の炭鉱で石炭を掘っていたことがある。
 そのときのことが詠われている。


 

報告隊長の肩書きをもち 人率い 着きたる炭山(やま)は雪降りており

 掘進・採炭・充填のうちの炭壁を掘り崩す採炭を我が隊は採る

 永遠にぬばたまの闇の底にライトを消して坐りてみたる

 掌(てのひら)に 地底の羽虫這わすとき 遠ゐる吾が子が幻に出づ

 レンバーの震動むしろ快し炭層ふかくわがノミは入る

 レンバーをひたと躰につけノミ先を凝視(みつ)むる原田金助 鍾馗のごとし
 
 掘り貫きし 巌の窄(せま)き坑道をくぐりゆくとき風吹きやまず

 通風のとびら 踵を撃つごとくばたん!と閉づる あとのひそけさ

 天井の重圧徐々に加わるや生松の梁ぱりぱりと裂く

 落盤の音も聞き馴れ一心に炭掘りくづす 炭掘りくづす



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