土木建設業に従事していますが、専門分野のことは少なくて、昭和のこと、故郷・徳島のこと、延岡のこと、雑多なことを自分の記録として日記代わりに書いています。St.3bの「がんサバイバー」でもあります。
 日々(いや、気のむくままに)読み書き
利己的に生きる
2011-11-01-Tue  CATEGORY: 未分類
 


「利己的に生きる」
 
昭和の名人、古今亭志ん生の落語に「黄金餅」がある。

 息子の志ん朝や談志や他の噺家が演じているが、個人的には、やはり、志ん生のがいちばんいい。

 で、この前、久しぶりに聴いた。


 あらすじだけ追いかけると、とても、映像化できないような陰惨きわまりない描写もでてくる。
限りのない欲や、よいこともすれば悪いこともする、・・といった、人間の持つ「業」みたいなものが、話しの中に盛り込まれている。
 
西念坊主が亡くなり、葬礼を長屋で出してやろうということになって、大家が主人公の金兵衛に云う。

「他人(ひと)にするんじゃねえ。みんな自分にするんだ」



 はじめて、この咄をはじめて聴いたときから、強く印象に残っている言葉だ。

「利己的に生きる」とは、この科白そのものだと思う。

「他人(ひと)にするんじゃねえ。みんな自分にするんだ」

 【黄金餅】




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