土木建設業に従事していますが、専門分野のことは少なくて、昭和のこと、故郷・徳島のこと、延岡のこと、雑多なことを自分の記録として日記代わりに書いています。St.3bの「がんサバイバー」でもあります。
 日々(いや、気のむくままに)読み書き
2012-08-22-Wed  CATEGORY: 未分類

 お盆が過ぎて、少しずつ、少しずつ、暑さが緩和されている。山では、つくつくぼうしも鳴きはじめている。

 


吉田拓郎の初期のころの作品に「兄ちゃんが赤くなった」という歌がある。
私は、この歌を耳にすると決まって思い出すシーンがある。



それは、これだ。

 小学校低学年の頃、兄が高知県のダムの現場から正月に帰省したとき一度だけ国金書店まで連れていってくれた帰り道での情景だ。

 兄が買ってくれた「ぼくら」だか「少年」だかの漫画雑誌を小脇に歩いていたら、貞光劇場の付近で、東山も西山も積雪で白くなっていた風景が目に入ってきた。そのときの印象が今も残っていて「兄ちゃんが赤くなった」を聞くと、この情景がよみがえってくるのだ。

 歳の差が十三年離れていた兄は、私がもの心ついた頃には、県外で仕事をしていた。盆と正月になると家に帰ってきた。家に戻ると、連日、昼ごろまで寝ていて午後から夜遅くまで友人のところで遊んでいた。
酔っぱらって帰宅したときは、私を抱きかかえたまま寝てしまい、兄を起こすのも気の毒なような気がして、私は、暑くて、酒臭くていやだったけれど、抱きすくめられたまま、じっと辛抱していたこともある。


 今は、同じ県内に居ても、昔と同様に盆と正月ぐらいしかゆっくりと会えない。

 この頃は、私の体調を本人の私よりも真剣に心配してくれて「どうか。大丈夫か」と電話をかけてきたり、癌治療方法に関するいろいろな資料を送ってきたりしてくれている。

 兄自身も二十年ぐらい前に腎臓がんで片方を切除しているし、けっして本調子ではないけど、私のことを心がけてくれている。


 ほんと、ありがたいことである。
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