土木建設業に従事していますが、専門分野のことは少なくて、昭和のこと、故郷・徳島のこと、延岡のこと、雑多なことを自分の記録として日記代わりに書いています。St.3bの「がんサバイバー」でもあります。
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帰郷 墓参そして希望の群像のこと
2013-01-09-Wed  CATEGORY: 貞光町
 還暦同窓会の翌日の朝、よっちんと一緒に同級生のお墓参りに行った。

 同窓会などでいつか会えればいいなと思っていたがそれも今は叶わなくなってしまった。三年くらい前に、なにかの病気で亡くなったことは耳にしていた。前日の還暦同窓会でお墓の存在を聞いたので行く事にしたのである。

 真光寺の鐘つき堂の下の墓地に彼の墓はあった。こざっぱりとしたきれいなお墓だった。水と線香を手向けて手を合わせた。彼とは、幼稚園から中学まで同時代を過ごした遊び仲間であった。



 墓参りの帰りに、父の歌碑の前で写真を撮ってもらい、貞光小学校を訪れてみた。旧・幼稚園の西端やプールの近くには、昔の名残のプラタナスがそれぞれ1本だけ残っていた。
プラタナス

小学校は鉄筋コンクリート造のきれいな建物に形を変えていた。あの北校舎も、千人は収容できたかつての講堂など跡形も無い。講堂前の円形の花壇だけが当時の名残をそのままにしていた。
   当時の講堂
 昔の講堂

   今の講堂
  現在の講堂



 今も前庭の一角に佇んでいる二宮金次郎の横に、私たちの卒業記念「希望の群像」があった。
 希望の群像の今


この群像は、昔からここにあったわけではない。
元々は、鉄製の滑り台が設置されていた高台に建てられていた。
私たち世代にとっては、滑り台の設置場所だが、昭和の一時期、「奉安殿」が建てられていた場所でもあった。
「奉安殿」には御真影と勅語が収められ、学校内における極めて神聖な場所でもあった。
 終戦後、GHQの指令とかで奉安殿は撤去解体され、私たちが入学した当時は、奉安殿の代わりに高台を利用して鉄製の滑り台が置かれていた。
 学校でも一等地の場所に私たちの卒業記念として「希望」が建てられていたのだ。
 希望の群像


 ところで撤去された鉄製の滑り台はどこに行ったのか。
 知る人はあまりいるまい。

 私の家の西側にF橋さん宅があり、F橋さんの所有の三軒の借家があった。その中庭に滑り台は置かれていた。多分、住んでいたT原さんが、処分に困っていた学校関係者からもらってきて設置したのではないかと思われる。
今も、そこに、かつての滑り台の残骸があるのかどうかまでは定かではない。
 滑り台の話はここでおき希望の群像に戻る。

 希望の群像は、発案からデザイン・製作まで私たちの担任であった藤川澄夫先生が主導でなされた仕事だ。群像も、実際の生徒のモデルが居て、中央の大人は藤川先生であとはクラスの生徒たちだ。滑り台のあった場所に、実際にモデルを配置し「もっと、こっちに寄れ。剣山の方向を見て・・」などと、藤川先生が指示していたような記憶がある。
 群像の足元には、生徒が貞光川で採取した小石が散りばめてあった。一つ一つの川原の小石が自分を表していた。各自一個ずつとして150個近くの青石が埋め込まれていたことになる。

 長い年月が流れ、北校舎の火災焼失や新校舎などの建て替えにより、群像はバラバラになってしまったらしい。青石も散逸しごく一部しか残っていない。それは仕方のないことである。それよりも、群像そのものが当時の容姿を維持し続けていることが奇跡みたいで、素晴らしい。
 バラバラになってしまった群像を修復してくれたのが、同級生の田村君と山口君のお父上だと聞いた。
 そして、今も、町内で活躍されている同級生らによって新たな銘板をこしらえてもらって維持されているようだ。

  感謝、のひとことでしかない。

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コメント

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薄い記憶
コメントななに | URL | 2013-01-09-Wed 22:41 [EDIT]
今の希望の像は、あっちこっち見てる方向がちゃううんですね~
私の記憶には、あの希望の像が建っていた高台の周りはプールみたいになっていませんでした?
冬の時期にはここの水が凍ってて、そこに上がって遊んでて、氷が割れ、ずぶ濡れになってた子がいたような・・・
コメントG3 | URL | 2013-01-09-Wed 23:55 [EDIT]
ななにさん
>高台の周りはプールみたいになって
そのあたり私の記憶はあいまいてすが、いわれてみると、
 池みたいになっていたかもしれません。
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