土木建設業に従事していますが、専門分野のことは少なくて、昭和のこと、故郷・徳島のこと、延岡のこと、雑多なことを自分の記録として日記代わりに書いています。St.3bの「がんサバイバー」でもあります。
 日々(いや、気のむくままに)読み書き
話芸
2013-08-08-Thu  CATEGORY: 未分類
 父と息子



父「おまえ、ええひと、おらんのか?」

息子「お父ちゃんに話そう、話そうとおもっとったけれど、実は、ひとり、おるんよ」

父「ええ! そりゃあよかった。誰ね」

息子「タバコ屋のきみちゃんよ。あの娘と結婚しよう、思うとる」



父「ええっ・・あかん。それは、やめとき。あの娘は、あかん」

息子「なんで、なんで、あかんの、お父ちゃん」

父「実は・・・・誰にも言わんといてな。実は、タバコ屋のあの娘は、若い頃、間違いで、外につくった、ワシの子なんよ」

息子「ええっーっ。ほな、兄妹? ああ、だから気が合うんやなあ」

父「でも、絶対、結婚はあかんよ」



母と息子

息子「どうした武夫。この頃、元気がないねえ」

母「うーん・・・」

母「どうしたの。お母ちゃんに言えんの。親子でしょ。話しなさい」

息子「うーん、実は、タバコ屋のきみちゃんと結婚したいいうたら、お父ちゃんが絶対あかん、て云うのよ」

母「ふーん。何で」

息子「それは、言えん。絶対に言うたらあかん」

母「言いなさい。黙っているから」

息子「ほんなら、絶対に言うたらいかんよ。実は、タバコ屋のきみちゃんは、お父ちゃんが若い頃、外に、つくった子供やねんて」



母「ええっ!!。あの人、そんなことしてたんか。私に隠れてから。ホンマ、頭くるなあ」

息子「兄弟同士は結婚できんから、ダメや・・・・・・・」

母「結婚しい。いいよ。結婚しなさい」

息子「でも、兄弟だから」



母「ええのよ。大丈夫だから。結婚しい。ここだけの話で、誰にも言うたらあかんよ。お父ちゃんにも言うたらあかんよ。実は、あんたは、お父ちゃんの子供やないのよ」




 この前聞いた、桂文珍の、落語の「まくら」だ。



 文章にすると、ちょっとショッキングな会話で笑い飛ばすところはないように思えるのだが、ほんものの芸人が落語にすると、爆笑になってしまう。

 話芸の力、話す力、というのは凄いものだと思う。

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