土木建設業に従事していますが、専門分野のことは少なくて、昭和のこと、故郷・徳島のこと、延岡のこと、雑多なことを自分の記録として日記代わりに書いています。St.3bの「がんサバイバー」でもあります。
 日々(いや、気のむくままに)読み書き
秘すれば
2014-10-27-Mon  CATEGORY: 建設
元気です。
 石仏


はじめて知った(その1)

山岡静山(高橋泥舟の兄、山岡鉄舟の義兄・槍術の師匠)が自戒のため愛用の木刀に彫り刻んでいた言葉。

 

無道人之短、無説己之長
(人の短をいうなかれ、おのれの長を説くなかれ)
施人慎勿念、受施慎勿忘
(人に施すに慎んでおもうことなかれ、施しを受けるに慎んで忘れることなかれ)



 人の短所を指摘しない、おのれの長所を自慢しない
 人に施したことは言わない 人から施しを受けたことは忘れない

・・・・・と云った意味になると思われる。

 調べてみると、これは、弘法大師空海が座右の銘であり、元々は後漢の詩人崔子玉の言葉とか。崔子玉という名前は初めてだが古代中国の詩人の言葉が日本に伝わり文化として根付いていたのである。

 しかし、時代は変わり、施しをしたあとで声を大にすることが推奨されるようになり「ビジネス」みたいになっている。公共工事を主体とする建設産業にその傾向が見て取れる。

 還暦を過ぎたオヤジが「昔はこうだった」と云うと「また、昔はよかったか」などと、懐古的表現に負のイメージを持たれるような風潮があるが、あえて、声を大にして「以前はこんなんじゃなかったぞ」と云いたい。

 やったことや考えていることは外に出さないと誰もわかってくれない、なので、情報発信していく必要性がある、よくわかる話である。
 でも、時には「言わぬが花」「秘すれば花」があってもいいんじゃないかと思う。

 GoogleみたいなところはWeb上で利便性の高いものを無償で使用できるようにして莫大な利益を得ているし、憲法9条の関係で批判の的にされやすかった自衛隊は災害時の支援活躍において活躍し、大々的なプレゼンもあって高く評価されるなど「情報発信」は「いいこと」だと思うし、プレゼン手法としていい手本でもあると考えるが、なんでもかんでも、あからさまな利益誘導のためにだけに自己PRする姿は見苦しいものがあると思うこの頃。

  自己PR、情報発信しつつも「人の短所を指摘しない、おのれの長所を自慢しない。人に施したことは言わない 人から施しを受けたことは忘れない」そして「秘すれば花」を忘れてはならないと思うのだ。

 ※写真は「臼杵石仏」本文と関係なし

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