土木建設業に従事していますが、専門分野のことは少なくて、昭和のこと、故郷・徳島のこと、延岡のこと、雑多なことを自分の記録として日記代わりに書いています。St.3bの「がんサバイバー」でもあります。
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落札率。
2007-11-14-Wed  CATEGORY: 建設
今年、弊社が受注した工事の落札率を計算してみた。

設計価格を100とした場合、今年の落札率の平均はだいたい82%になっている。従来よりも、 15%ぐらい低下していることになる。と、いうことは付加価値が15%落ちた、ということだ。

  弊社の場合、受注は、総合評価方式をとっている国交省が主体なので、このあたりの数字 ですんだ。一概にはいえないが、県などは大変だ。県の平均落札率は77%前後という数値が並ぶので、落札率だけをとれば「まだ、マシ」なのかな、と思う。

 しかし、仕事というのは「落札率」だけではない。
 早く、着手して、早期に完成させることができる、というのも重要だ。

 県の場合、発注時においてすべての施工上の問題は、ほとんど解決されていることが多い。
 反対に、国の場合は、県ほどではないので、何か問題があると仕事が停止する。なので、長引いたりする。
 場合によっては、予算の関係で打ち切りになることもある。

 県は、業者に対して相対的に「優しい」。つまり、県そのものは厳しいかもしれないけれど「国」と相対的に比べれば、地元企業には優しいのである。

 どちらにしても、15%という数字は重く厳しい。例えば10億の15%は1億5千万円である。

 一般的な地場中小建設産業は、税引き前利益は3~4%ぐらいだ。(・・と思う。)
 県内の、ほとんどの地場建設業の今期における実際の決算は、赤字になるような気がする。

 このままいくと、数年後には、地場の建設産業は、絶滅危惧種どころか、本当に姿を消してしまうかもしれない。

 絶滅しないためには、原価低減努力をやりながら「平均落札率を上げる」ことが大切だ。これは、オンブズマンの方たちとは逆の意見になる。
   平均落札率を上げるためには・・・・・・

 よろこばれるような「いい仕事」をしつつ、高い評価を引き出す。
 事故や災害を限りなくゼロに近づけていく努力をする。

ほかにもいろいろあるが、基本は、この二つにつきるのではないだろうか。

そのために、会社も社員も一緒になって努力していく、これしかない。

しかし、上に書いたことは「まだ、仕事がある」ときの話だ。

  社会的インフラが整備されていくと、厳しい財政事情(本当に厳しいのかは別として・・)と、あいまって「仕事」は大幅に減ってくる。(・・といわれている。)

 そうで、あるとすれば、我々の仕事は「自然災害の復旧工事」と「社会資本ストックの維持工事」の工事しかなくなる。

 それからが、本当の正念場だ。


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