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土木建設業に従事していますが、専門分野のことは少なくて、昭和のこと、故郷・徳島のこと、延岡のこと、雑多なことを自分の記録として日記代わりに書いています。St.3bの「がんサバイバー」でもあります。
 日々(いや、気のむくままに)読み書き
自転車に乗って。
2008-05-28-Wed  CATEGORY: 地域社会
自転車。


  また、自転車に乗りはじめた。

 仕事から帰ると、半ズボンとTシャツに着替え、スニーカーを履いて、ウエスとポーチを腰に巻き「ひなた」に見つからないように、そっと家を出て、走りに行く。

 一昨日は「まんざらでもないぞ。これなら、ちょっとトレーニングすれば日本一周ぐらいなら可能かもしれない」などと思いながら帰宅してきた。

 昨日は、自転車用の「油」が欲しかったし、タイヤにも空気をたっぷりと入れたかったので街の自転車屋さんまで行ってきた。

 長い間、軒下に放置していたせいでチェーンもギアもさびだらけで、へダルを踏むとギシギシと音がするのである。

 タイヤの空気圧も、私の体重をやっと支えているみたいで、歩道の段差を降りるときに尻への衝撃も大きいのである。

 10分ほどで、自転車屋さんに着いた。

 「こんにちわ」と奥に声をかけるとおばさんが出てきた。

 どうやら、私の顔を見忘れている様子だ。

「油もらえません?」というと、おばさんは工具箱の中から取り出し、注油する素振を見せたので「いえ。新しいのをもらいます。いくらですか?」と聞くと「三百円です」と答えた。

 財布から小銭を取り出しながら「桜ヶ丘のいとうです。久しぶりです」というと「あれ。いとうさん。忘れていました。お得意様からはお金をいただくわけにはいきません」という。

 私は困ってしまって「名前、云わなければよかったですね」と云いながら、この、自転車は友人から、もらったものなので・・とこの店で買ったものではないことも強調したのだが、とうとう、受け取りは拒否され、小銭を財布に戻した。

 おばさんは、工具箱の油を再び取り出して「これではいかんね。ギーギー鳴るでしょ。どれ」と、主要な回転部分に、たっぷりと注油してくれた。

 私は「すみません」「ありがとうございます」と云うばかりで、もうひとつの目的であるタイヤへの空気入れは、私の気がすまないのと、気の毒な気がして、空気入れはあきらめて、300円の油をプレゼントしてもらって、そのまま、市内のほうに走らせたのである。

油をたっぷりと差してもらった自転車は、見違えたように快調に走る。



 普段はクルマで走る道を自転車で走る。

 些細なものまで眼に見える。路面のちょっとした凸凹や勾配も体感できる。 オートバイが鋼鉄の馬なら、自転車は人力の馬だ。



 いろいろな匂いがする。惣菜店の美味そうな匂いから畑の肥料の匂いまで、クルマの中ではわからない香りがわかる。

 しかし、今日は、あいにくの雨。自転車は休みだ。

 雨がやんだら、明日、走ろう。
 


 

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