土木建設業に従事していますが、専門分野のことは少なくて、昭和のこと、故郷・徳島のこと、延岡のこと、雑多なことを自分の記録として日記代わりに書いています。St.3bの「がんサバイバー」でもあります。
 日々(いや、気のむくままに)読み書き
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家に居ました。ずっと・・。
2008-09-13-Sat  CATEGORY: 未分類
 今日は、社休日でした。
 出社しようかなあ、どうしようかなあと思案しましたが、作業服を着て、いつでも出てゆけるようにして、終日、家で過ごしました。

 私以外の家族は、みな、出払っていて、家には私一人でした。

 で、ipodに、落語のCDや、落語のDVDをipodに入れられるように処理してから入れたり、昔の音楽CDを入れたりしていました。

 あとは、久しぶりに小説をを読みました。

 棚をながめて、池波正太郎の「梅安冬時雨」を取り出して読みはじめました。これは、池波正太郎の絶筆になる小説です。
 やはり、面白い。
 梅安、彦さん、小杉さん、音羽の半右衛門が、いつものように出てきます。また、間接的ですが、剣客商売の、秋山小兵衛も出てくるのです。

 物語は「これから、まだ面白くなるぞ」といったあたりで、残念ながら、終わってしまいます。

 竹の市の家を出ると、藤枝梅安がいった。

 「盲目の身になると、一所懸命に修業するから、よい按摩になれるというが、なるほどなあ。あの竹の市の腕は大したものだ。いままで、私が知らなかったツボを二ヶ所ほど教えてもらったよ」

 「へえ・・・・・」

 「ところで、三浦十蔵が泊まりに来る宿屋は、たしか、新銭座の八尾屋とかいったかね?」

 「そうです。帰りにちょっとごらんになりますか?」

 「そうしよう」

 風も冷たかった。
 渡り鳥が群れをなして、空をわたって行く。

 「もう一年か・・・・・そろそろ、こちらの仕掛けをしてもいいころだ」

 「いつでもようござんすよ」

                              (絶筆)



池波正太郎は、いい。大好きな作家の一人だ。

巻末に、編集者と池波正太郎の座談が書いてある。また、引用。

池波 「惜しまないね。それが、また自分に返ってくるからね」
--- 「お互いにということですか」
   ・・・・・・ざっくり・・・・・・
----「お互いに、ということは、町内が単位になって、全体が共同で生活しているという意識があるからでしようね」
池波 「昔は共同でなきゃ生活ができないんだよ。今朝は隣の人がうちの前を掃いてくれたから、翌日は隣のうちの前を掃く、とかいうことなんだよ」




 落語の「黄金餅」には「人にするんじゃねえ。みんな自分にするんだ」とという会話が出てきます。

 今でも、こういうことは、まだ、残っていたりします。これは、とても大切なことで、やはり、孫子の代に伝えていければいいなあ、と思います。

 だんだんと、いい風習も、利便性や楽したい、という欲求の前に、消えかかっていることも現実です。

 いいものは後世に残す、そういうようにしたいものです。


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