土木建設業に従事していますが、専門分野のことは少なくて、昭和のこと、故郷・徳島のこと、延岡のこと、雑多なことを自分の記録として日記代わりに書いています。St.3bの「がんサバイバー」でもあります。
 日々(いや、気のむくままに)読み書き
ダカーポを読んだ。
2008-09-20-Sat  CATEGORY: 未分類
  本棚に、今は廃刊になりましたが「ダカーポ601号」があり、手にとってパラパラと斜め読みをしていました。

  中沢新一さんが書かれた「仕事は芸術」のところを再読していました。(この文章を読むためだけの目的で購入した本です)

革命という言葉は、英語で「revolution」です。Reは「元に戻る」、Voluteは「巻き込む」。つまり、ただ前に向かって線形に進んでいくのではなく、過去を巻き込んで変化する非線形の動きをしめしています。革命的なものを生みだすことは、繰り返し源泉に回帰することによって可能になるのであり、原初の状態を体験することによってしか、ほんとうに未来的なものはつくりだにいのです。いちばん古いものが、いちばん新しい。


・・・・・・・・・・・と書いてあります。

 なるほど、と思いながら、これに似たような田坂広志さんの「使える弁証法」というのを思い出しました。
 
 

世の中のすべての物事の進歩や発展は、右肩上がりに一直線に進歩・発展していくのではない。あたかも螺旋階段を陟うにして進歩・発展していく。
 ・・・・・・・ざっくり・・・・

 螺旋階段を登っていく人を想像してみましょう。
 この螺旋階段を、遠く、横から見ていると、この人は、螺旋階段を上に登っていきます。
 すなわち、この人は、より高い位置へと、「進歩・発展」していくように見えます。
 しかし、この螺旋階段を、高く、上から見ていると、どう見えるか。
 この人は、螺旋階段を登るにしたがって、柱の回りをぐるっと回って、元の場所に戻ってくるように見えます。先ほどまで居た場所に戻ってくるように見えます。
 すなわち、この人は、昔の場所に「復活・復古」していくように見えるのです。
 しかし、よく見れば、ただ元の場所に戻っているのではない。
 螺旋階段を登ることによって、必ず、一段、高い場所に登ってきています。

 すなわち、「進歩・発展」と「復活・復古」が同時に起こる。



 どうです、似ているでしょ。
 宗教学者であり文化人類学の先生と、シンクタンクの代表者と、よく似ていることを話しています。

 これを、どう、仕事に活かすのか。それは、ともかくとして、面白い考えだと思います。もっと、この方たちの著書を勉強してみたいと思います。


 ところでダカーポの前段の続きに・・・・・・・

 日本の社会において、ながらく芸術を担ってきたのは、職人と芸人でしたが、とりわけ芸能を行う人々は、人間というものが抱えている矛盾も理解し、デリケートなコミュニケーションに長けた人たちでした。宮崎県の東国原知事が、知事選に立候補したとき「談合というのは善し悪しだと思う」とコメントして、案の定、マスコミから叩かれました。本人もあとから認識不足だったと反省していましたが「税金を使う官製談合は悪だが、一般の談合がすべてなくなってしまうと中小零細企業には大きな打撃となる」「社会には必要悪もある」と語った、この発言の背後にある、彼が芸能者として理解しているものをよく考えもせず安易に切り捨ててしまうべきではないと思います。

 ざっくり・・・・・
 日々の生活が進行するときには、とても複雑なプロセスが関与していて、非合理な部分もたくさんあるわけですね。



・・・・・・・と書かれています。

 今になってみると、東国原知事の「失言」は、まだ芸能者の部分が残っていて、そういう発言をしたのかもしれません。
 でも、今は、完全に、芸能者ではありません。

  それか、ひょっとしたら、計画的な失言だったのかもしれません。(建設業者の票を期待するための戦略だった、というのは、うがち過ぎでしょうか)

 入札制度改革で、沢山の地場建設会社が淘汰されていきました。それでも「まだ、多すぎる」とTVで発言していましたが、多すぎるのでしょうか。

 今回、竜巻注意報が出されましたが、もし、竜巻が襲ってきたら、二年前のような災害復旧は困難ではないか、と思いました。
 当時、健在であった建設会社は、わずか二年で、おどろくほどに減っています。

今は、あの頃の元気は、なくなっている、そう思えます。


 とにかく、何を、言っても「愚痴」になるので、いい仕事をする、それを大事にしていきたいと思います。


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