土木建設業に従事していますが、専門分野のことは少なくて、昭和のこと、故郷・徳島のこと、延岡のこと、雑多なことを自分の記録として日記代わりに書いています。St.3bの「がんサバイバー」でもあります。
 日々(いや、気のむくままに)読み書き
成人式。
2009-01-08-Thu  CATEGORY: 未分類
  
  今年も、成人の日が近づいてくる。

 二十年ぐらい前、建設省発注の歩道工事を担当していた頃、現場で若手と測量をしていたら、着飾った若人の通行が多いのに気づいて、若手にこういった。

「おい。今日は、えれえ、振袖や背広の若い者が多いなあ」

「そら、そうです。今日は成人の日ですから」

そう答えた、若手本人が「成人式」の対象者であったのだ。

私は、そういうのには、(今もそうだが・・)無頓着で、若手への配慮が足りなかった。

家に戻って、その話をすると、家人から「それは、いかんわ」と叱責を受けたものだった。



 40歳を越えた当時の若者も、今は管理職として、リーダーとして、皆を引っ張って、一生懸命に仕事をしている。

 その彼が、成人式が近づくと、いつも、「ああ、成人式に出られなかった」と冗談めかして言うのだ。

 「そうだったなあ」と軽く受け流している素振りを見せてはいるが、気持ちの奥には、今も、軽い後悔の念があるのだ。



 私自身の成人式は、欠席した。

 自分の考えに賛同する友人たちと一緒に「欠席」したのである。

 背広をわたしにつくってくれた父親は、町の文化人として、成人式に来賓で参加したのに、肝心の息子は、わがままを言って欠席したのである。

 式から帰宅した父は「○○先生が、お前に会いたがっていたぞ」と言った。会いたがっていた先生に会えなかったことで、すこしだけ「行けばよかったかな」と思った記憶がある。



 当時の「私」は、皆が左といえば右に行くし、右といえば左に行くことが「正しい」と思っているようなアホみたいな、若い者であった。

 皆が煙草を吸っていたら、「俺は吸わん」。

 皆がバイクの免許を取っていたら、「俺は自転車だ」。

 皆が歌謡曲を聞いていたら、「俺はフォークソングだ」。



 若気の至り。

 若気の至りかもしれないが、それはそれで、今は、よき思い出である。




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