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土木建設業に従事していますが、専門分野のことは少なくて、昭和のこと、故郷・徳島のこと、延岡のこと、雑多なことを自分の記録として日記代わりに書いています。St.3bの「がんサバイバー」でもあります。
 日々(いや、気のむくままに)読み書き
たんたんと
2009-02-26-Thu  CATEGORY: 建設
  日経コンストラクションによると、和歌山県では・・・・・

総合評価落札方式の入札で逆転落札が多すぎるとして、技術評価の割合を引き下げ、入札価格を重視するように改めると発表した。具体的には、加算点をこれまでの半分以下に抑える。2月19日以降の公告案件から採用している。これまで、技術力を重視するために加算点を高める発注者は多かったが、引き下げるケースは珍しい。


・・・・・となるそうだ。

理由は・・・・・・・・・・・・

 

県が業界団体から意見を聞いたところ、施工実績があって高い加算点を取れる一部の会社に落札が偏っているとの不満が寄せられた。そこで県は、加算点を引き下げるとともに、評価項目から企業の実績評価を外すことにした。



・・・・・・・・となっている。

 私のところでも、ある発注機関が「今度から技術的所見は要らない。会社と技術者で評価し、手持ち工事量も評価対象にする」と、制度を変えるという方針を打ち出した。

 理由は「Cクラスの仕事はそんなに難しくないので、簡易な施工計画は不必要」「この頃、過剰な提案が多くなっている。そこまでする必要はない」・・ということらしい。

 私は、どんな小さな工事でも、難しい工事は難しいと思う。どんな小さな物件でも、建設工事のマネジメントはすべて含まれている。 一見、簡単に見える工事でも、実際は、いろいろな支障があり、その困難を乗り越えながら、妥協しながら、いい仕事を心がけているのが我々の現状だ。

 設計金額が大きい=難しい、設計金額が小さい=施工が簡単、という図式は成立しない。

 工事内容がシンプル=簡単な工事、という図式も現実にはない。

 多分、ほかにも理由はあるのだろう。個人的には、和歌山県と同じ理由ではないかと推測している。

 しかし、他の機関では、現在も、施工提案を奨励しているところもある。

国土交通省四国地方整備局の
総合評価方式の入札に参加する時は提案書を提出します
提案書は
0点(可)、10点(良)、20点(優)で評価されます
最後に、年間に提出した提案書の評価点が平均され
50%以上の企業は「返し良い技術提案の企業実績評価」として公表されます

これが、21年度の入札時の点数に加算される仕組みです
これが2月6日に公表されています
建設会社さんとしたら、21年度に繋がる評価となります

 ・・・自分自身が答えを持っている応援日記より引用
・・・・・・・・・・という具合に。

 たしかに、簡易な施工計画の作成は、マンネリ化してきていると思う。しかし、それは課題の設定次第で、なんとでもなはずだ。
 それに、一生懸命になって、技術的所見を作成して、今までとは違った観点から施工を考えることができて、勉強にもなったし、なっていると思う。

 落札するための、品質過剰な提案も「んん??」と首を傾げたくなるのもある。私自身、ろくに調査 しないで、結果、高くかかってしまったという失敗事例もあるが、できるだけコストがかからないような提案を、作成していた。

 技術提案の評価というのは、評価する側の技術レベルも問題がある。

 本当の評価と云うのは、一緒に現場をやらないとわからない。しかし、そういうことは現実的ではない。



 とにかく、制度は、ころころと変る。めまぐるしく変る。自分たちは、ただ吹き荒れる風の中で 翻弄されているように思える。

 変る制度に翻弄されながらも、変る環境に、あわせるように、たんたんと、努力を重ねていくしかない。

 どのように変化しても、基本は「いい仕事をする」が根幹だ。






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