土木建設業に従事していますが、専門分野のことは少なくて、昭和のこと、故郷・徳島のこと、延岡のこと、雑多なことを自分の記録として日記代わりに書いています。St.3bの「がんサバイバー」でもあります。
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コンクリートの劣化。
2009-03-15-Sun  CATEGORY: コンクリート診断士
 今日は、日曜日で休み。朝は、室内温度が10度を下回り、寒かった。
 しかし、日差しは「春」である。その「春」のぽかぽかに誘われて、前々から、気になっていた「A橋」のコンクリートを見に行ってきた。
 橋は、カメラを片手にすぐ近くまで歩いてゆっくりと観察した。

劣化1

 「劣化なのか?」「劣化だとしたら、何なのだろう」「どうしてこんな風になつたのだろう」・・・・・と想像を働かせながら、推量するのは、推理小説に出てくる「探偵」みたいで、不謹慎かもしれないが、少し、楽しい。


不規則なひび割れとおぼしき異状が出ている。
 出ているのは、外側だけ。内側には出ていない。
 コンクリートは、高強度と思われる。
 今から15年前に施工。
 現場は、海から30キロぐらい内陸。標高は200mぐらい。
 付近のコンクリート構造物に「凍害」の劣化は見当たらない。

 これで、単純に推定できる劣化は「アルカリシリカ反応」による劣化だ。
 アルカリシリカ反応は、亀甲状の不規則なひび割れ、拘束方向へのひび割れ、変色などが特長だと、ものの本には書いてある。
 乾燥収縮や自己収縮などによる劣化も考えられる。
 セメント分が表面に集まって、そいつがひび割れたというのも考えられる。

 施工不良や、中性化、塩害、などは、可能性は完全否定できないが、ちょっと考えにくい。

 本当のところは、もっと詳細に調べないと、わからない。
 外見だけでいえば「アルカリシリカ反応」の可能性が高いかな、と思われる。

 ちょっと気になる劣化も発見した。
劣化2

 施工継ぎ目と思われる箇所から、エフロエッセンスとともに錆汁が見えている。


 どちらも、緊急を要する劣化ではない。橋の強度的には、なんの問題ない。
 あとは、早めの補修と、詳しい点検が、必要だろう。

 適切な補修を「早め」にやることは重要だと思う。早くすれば、維持のコストも少なくてすむもの。


 個人的考えだが・・・・・・・・・
 コンクリートの劣化でいちばん恐いのは、コンクリートの破片が落ちて第三者に衝突するという「第三者災害」だ。その次は、いつも直接的に荷重を受けている部材、例えば、コンクリート床版の疲労劣化。
 あとは、問題はないことが多い。(・・と思う。)

では。
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