土木建設業に従事していますが、専門分野のことは少なくて、昭和のこと、故郷・徳島のこと、延岡のこと、雑多なことを自分の記録として日記代わりに書いています。St.3bの「がんサバイバー」でもあります。
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時代遅れ
2007-04-27-Fri  CATEGORY: 建設
時代遅れ

 時代遅れかもしれないが、この頃「うーん」ということが多い。

 この頃の建設会社のトップは、現場を担当したことの無い、いや、現場の仕事が分からない方が社長として指揮をとっていられるようだ。
 先代は、ヘルメットをかぶり、長靴をはいて、泥と汗にまみれて施工をしていたのだけれど、二代目、三代目になると、そういった、泥くさいものに手を触れたことのない人が多くなっているような感じだ。

 時代の流れなので、それはそれで、いいのかもしれないが、自分はどうも違和感を感じてしまうのである。

 見ていると「モノを売る」が主なのである。土木の仕事は「モノを造る」なのに、売るが主になってきつつある。なので、現場など全く知らなくても、務まるのである。

 今朝は、社に居る発注機関のOBと話をしていた。
 OBの方も、自分らの仕事は芸術だし、芸術なのだから、おもしろくなくてはならない、でも、このごろは面白くなくなってきている、と、話していた。

 そう。土木の仕事は「芸術」なのだ。「芸術」がなにものか知らないけれど、自分らの仕事は芸術なのだ。

↓ ↓ 芸術だ。



 この白水ダムは大分県竹田市にあります。

 農地の灌漑のために、昭和7年に着工し、7年の歳月をかけて昭和13年(1938年)に完成した石造りのダム。
 国指定重要文化財の土木構造物になっている。私たちが訪れた2004年の12月は、雨上がりの直後で、水量が多く、堰堤の斜面を、伝い落ちる、レースのような波紋はみられなかった。
 しかし、轟々と落ちてくる水の迫力と美しさには、感動を覚えた。 

 ため池の側壁は水圧で傷みやすいので、左岸は階段状の石壁、右岸は円周上を曲線状の石組みで仕上げている。水が増えると、左・右岸に沿って流れる水が、正面から流れ落ちる水の勢いを弱める仕組みになっている。 
 阿蘇凝結溶解岩(灰石)を切り出してきて、現地の石工が、ひつひとつ積み上げて造られていた。

 今でも、農地の灌漑や発電に寄与している。

 現地には、石碑が建立されていて、設計者の氏名、現場主任及び配下の氏名、施主氏名なとが掘られていまた。
 石工の技術と設計、施工、どれも素晴らしいっ!! 

 昔の職人さんが、持てる技術、技能を発揮し、施工したのです。
 土木の仕事は「芸術」でしょ。
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