土木建設業に従事していますが、専門分野のことは少なくて、昭和のこと、故郷・徳島のこと、延岡のこと、雑多なことを自分の記録として日記代わりに書いています。St.3bの「がんサバイバー」でもあります。
 日々(いや、気のむくままに)読み書き
盛土劣化。
2009-09-29-Tue  CATEGORY: 建設
 盛り土劣化

 駿河湾を震源とする8月の地震で、東名高速道路の路肩が崩落した原因は「盛り土劣化」であることが判明したようです。

「盛り土劣化」。

 記事の内容から推測すると、多分、泥岩のスレーキング作用により、軟弱化したものと思われます。また、現地は「谷地」であることから、水の集中しやすい「谷埋め盛土」であったことも指摘されているようです。

 このニュースを見て思うことは、このような盛り土箇所は、全国至るところに現存しており、何かの引き金で、同様の災害がいつ起きてもおかしくはない、ということです。

 その引き金は、今回は「地震」であったわけですが、長雨やゲリラ豪雨も引き金になりうることを覚悟しておく必要がありそうです。

 盛土は、人為的にしかも短時間で造った地盤です。沖積層のように、地球が、ゆっくりと永い時間をかけて造り上げた地盤ではありません。
 一般的に言えることは、盛り土部は、盛り土部ではないところよりもリスクが大きいと考えるべきでしょう。

 今、施工中の「盛土」も、長期劣化を考慮して設計・施工すべきではないでしょうか。特に、近年は、建設機械の進歩や大型化などを背景として、高い大規模な盛土が施工されています。もちろん、排水や盛り土材料、施工方法など、現時点での知見に基づいた一定の配慮はなされていまが、やはり「安全第一」を基本として設計施工していくべきでしょう。

 技術的にも、過去の時点でわからなかった事が、施工事例や研究開などで、新しい知見などが、どんどんと判明しています。将来に禍根を残さないように、安全は何物にも勝るを第一とすべきだと思います。いくら、安全な設計にしても、いいと思います。



 
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