土木建設業に従事していますが、専門分野のことは少なくて、昭和のこと、故郷・徳島のこと、延岡のこと、雑多なことを自分の記録として日記代わりに書いています。St.3bの「がんサバイバー」でもあります。
 日々(いや、気のむくままに)読み書き
明治
2010-02-04-Thu  CATEGORY: 未分類
 

「桃太郎が、おにがしまにゆきしは、たからをとりにゆくといえり。けしからぬことならずや。たからは、おにのだいじにして、しまいおきしものにて、たからのぬしはおになり。ぬしのあるたからを、わけもなく、とりにゆくとは、桃太郎は、ぬすびとともいふべき、わるものなり」
 ただし、桃太郎が、鬼の凶悪を懲らして、世の害を除くに在るならば、それは結構なことであるが「たからをとりてうちにかへり、おぢいさんとおばあさんにあげたとは、ただよくのためにのしごとにて、ひれつせんばんなり」


 福沢諭吉が九歳と七歳になる長男と次男の教訓のために書いて与えた「日々のおしえ」に書かれているとか。

 こんなに、すっぱりといさぎよく気持ちのいい言葉が、今の自分に言えるだろうかと思うと、福沢諭吉は、すごいなあ、と感心するばかりである。いや、ひとり諭吉だけでなく、明治の男たちは、こういう一本、筋の通ったところを持っていたのではないか。

私の父も明治生まれの男で、子供の私には、自由にさせて、なにも強制するようなことはけっしてなかったが、その生きざまは、諭吉の言葉に似ていた。

坂の上の雲に出てくる明治時代の漢たち。向上心のかたまりで筋の通った生き方。
真似すらもできないが、憧れる生き様ではある。


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